呼吸困難に陥って挿管をされると、かなり苦しいと言われています。本人はとても苦しい状況なのに命が助かったと喜ぶ家族もいます。しかしそれは本当に喜ぶべきことでしょうか。子どもの闘病記をブログで公開をしている人の中には挿管をした子どもの写真を掲載している人もいます。頑張っているわが子の様子を不特定多数の人にも知ってもらいたい、ということなのかもしれません。しかしそれは子ども本人の希望なのか、ということも考えて欲しいです。苦しい状況なのに写真を公開されることに喜びを感じるのか、考えて欲しいです。挿管は医療行為でどうしても必要になってくることなのかもしれません。それでもその状況を公開するというのは、好ましいことではないでしょう。医療従事者もどこまで写真を撮影していいのか、ということを指示したほうがよいのかもしれません。子どもの立場になって考えることができなければ、かわいそうな子どもになってしまいます。